個別問題集
管理会計論
問題数:115問
管理会計論Ⅰ・Ⅱのテキストにも十分な量の問題が収録されていますが、テキスト内の問題は、解説を受けながら、問題の構造を理解することに集中して頂き、それとは別に、ご自身で解くための問題を199問収録しています。効率的に学習できるように、問題と解説が一覧できるようなレイアウトとなるよう心がけて制作しており、もちろん、本問題集もフルカラー印刷です。
短答式の問題に与えられる資料の分量は、平均してA4用紙1枚程度なので、それほど多くありません。計算も+-×÷だけです。焦らず、最初に、どういうルートで解いていくのか、最終的な計算結果が得られるまで何分かかるのか、この2つを一瞬で見積もることができるようになれれば、安定して合格ラインを突破できるようになります。本試験は、半年に一度しかありません。しかも、短時間で勝負がついてしまいます。その真剣勝負の場で、上位10%に入るためには、解くべき問題の選択と時間配分を上手くセルフコントロールする必要があります。
理論問題は2分以内、計算問題は5分~7分を目安とし、復習の際は、7分以上かかる「捨て問」を見分けることができたか、どのような下書きを書けば時間を短縮できたか、といったことを検討してみて下さい。
管理会計論 個別問題集Vol.1
第1章 原価計算の基礎知識~第8章 標準原価計算に対応した個別問題集です。
管理会計論の短答式本試験では計算8問、理論8問の合計16問が出題され、配点は計算60点、理論40点となっています。
理論8問の内訳は、原価計算基準から2~3問、第12章 管理会計論の基礎知識から2問、標準原価計算から1問、そして2~3問が残りの分野から出題されると想定しておきましょう。また、計算8問の内訳は、Vol.1 とVol.2 の範囲から4問ずつ出題され、Vol.2の方が難しいので、Vol.1の範囲は4問中3問、Vol.2の範囲は4問中2問を正答させるイメージです。Aランク(***)、Bランク(**)の問題を中心に学習してください。
管理会計論 個別問題集Vol.2
第9章 CVP分析~第16章 事業部制組織の管理会計に対応した個別問題集です。
Vol.2 は難しい問題も含まれますが、論文式試験では、Vol.2の範囲が重要視されるので、論文式試験も視野に入れて、丁寧に解き進めて下さい。計算のスピードアップは、答練期に入ってからでも間に合うので、個別問題集を解く段階では、スピードよりも正答率にウェイトをおいて下さい。Vol.2も、Aランク(***)、Bランク(**)の問題をしっかりと学習し、Cランク(**)の問題は、後回しにしてしまっても大丈夫です。なお、個別問題集Vol.2 第12章 管理会計の基礎知識 問題13~17は、試験範囲から除外された論点です。ただ、除外後もこれらの論点から出題されることがあるので、余裕ある受講生は、テキストでの学習も含め、これらの分野まで手を広げておいた方が賢明でしょう。