入門Ⅰ

簿記検定3級+α

講義時間:14.5時間

日商簿記3級+αの内容をテンポ良く学習していきます。

簿記知識ゼロから日商1級、税理士、公認会計士の資格取得へ至る出発点となるテキストです。
第1章 商業簿記へのアプローチ
第2章 商品売買
第3章 有形固定資産
第4章 簿記上の現金
第5章 簿記一巡
第6章 営業債権・債務
第7章 その他の取引
第8章 決算整理仕訳
第9章 法人税等と消費税
補章 全経3級対策

講義の進め方について
入門Ⅰの講義は、一般的な3級講座よりもペースが早く、講義内容も細かな論点にまで言及するため、難易度が高く感じられるはずです。これは、入門Ⅰの講義が、日商3級の検定試験合格を目指すものではなく、税理士試験や公認会計士試験合格のためのカリキュラムの一環として行われているためです。

税理士講座や公認会計士講座について行けるか、不安な方へ

大手専門学校時代の経験からですが、例えば、2年後の公認会計士試験の合格を目指した入門生のうち、カリキュラムを最後まで消化して1回目の短答式試験を受験される方は6割程度です。
さらに、不合格となっても受験勉強を続けて2回目の短答式試験を受験する方は、最初の申込者の4割程度になります。通信生の歩留率はさらに低いはずです。
会計系の資格試験には、「向き、不向き」があります。
FINでは、税理士講座や公認会計士講座の授業について行けるかどうかを、早い時期に判断していただけるように、入口となる入門Ⅰ(3級)の講義の難易度を高く設定して、ホームページ上で無料公開しています。
初学者の方は、入門Ⅰ(3級)の1回目の講義を受講してみて下さい。この1回目の講義の内容が初見で70%程度理解できるのであれば、税理士講座や公認会計士講座も最後まで理解できます。つまり、努力次第で、税理士試験や公認会計士試験に合格できます。
是非、1回目の講義を受講してみて下さい。

書込式と書込済みのテキストについて

私は、大手専門学校の公認会計士講座で20年間講義を行っていましたが、その間ずっと、専門学校のテキスト類は一切使用せず、講義は、100%自作のレジュメを使用していました。
そして、実験として、「書込式」のレジュメと 「書込済み」のレジュメを使用してみたところ、入門期に「書込式」のレジュメを使用したクラスの方が成績が良く、しかも、最後まで諦めない生徒が多く、歩留率が高いという、顕著な傾向があることが分かりました。
ただ、過去に一通り3・2級の学習経験のある方は、「書込済み」で学習する方が効率的なので、FINでは、商業簿記の入門テキストについて、「書込式」と 「書込済み」の2種類を用意して、その両方をお届けすることにしています。